文庫フェア2021の対象本購入してきました

ほん

今年も気づけばこんな季節。
そう、カドフェス新潮文庫の100冊ナツイチの季節です!

去年は書店で冊子をもらっただけで、あまり意識して大賞本を購入しなかったのですが、
今年は得点ゲット&プレゼントに応募してみようと思い、3つの出版社合わせて11冊購入してきました!

カドフェス

カドフェスは「かまわぬ」コラボカバー本や「文豪ストレイドッグス」アニメビジュアルカバー本などがあるので、とても悩みました。その結果、5冊購入してきました。

鹿の王 1~4 水底の橋 上橋菜穂子/著

強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団”独角(どつかく)”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を遅い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!?たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまるーーー。

鹿の王1 裏表紙あらすじ引用

カドフェス購入本は「鹿の王」計5冊です!
最近、上橋菜穂子先生の「精霊の守り人」を読んだばかりで、異世界ファンタジーですごく引き込まれました。
その余韻もあり、「鹿の王」も気になっていたので、ちょうど対象本ということで、一気に購入しました。
そういえば、新潮文庫の100冊の大賞作品に「精霊の守り人」が入っていました。
できれば、全巻読み終わってから映画を見に行きたいですね。

「かまわぬ」も「文スト」も一切関係ない5冊!作品としては実質1作品という結果になりました。
「かまわぬ」も「文スト」も文学作品で、読み進めるのになかなかまだ苦戦するので今回は見送りました。(去年の文庫フェア期間中に買った「文スト」コラボの太宰治著「人間失格」を今ちょうど読んでいるところだったりします)

新潮文庫の100冊

新潮文庫の100冊は残念ながらまだ冊子をゲットできておりません。。
HPも見ず、ノープランで書店に行ったので、何を買うかその場でだいぶ悩んでしまいました。
悩みに悩んで、2冊購入してきました。

月まで三キロ 伊予原新/著

「この先にね、月に一番近い場所があるんですよ」。死に場所を探す男とタクシー運転手の、一夜のドラマを描く表題作。食事会の別れ際、「クリスマスまで持っていて」と渡された黒い傘。不意の出来事に、閉じた心が揺れる「星六花」。真面目な主婦が、一眼レフを手に家出した理由とは(「山を刻む」)等、ままならない人生を、月や雪が温かく照らしだす感涙の傑作六編。新田次郎文学賞他受賞。

裏表紙あらすじ引用

伊予原新先生は、本屋大賞ノミネート作の「八月の銀の雪」を読んで、響く言葉の多い作家さんでほかの作品も読んでみたいなと思っていたので、今作を購入。特に、「一眼レフを手に家出した」真面目な主婦の話が、自分も一眼レフで写真を撮るので、個人的に楽しみです。

この世にたやすい仕事はない 津村記久子/著

「一日コラーゲンの抽出を見守るような仕事はありますかね?」ストレスに耐えかね前職を去った私のふざけた質問に、職安の相談員は、ありますとメガネをキラリと光らせる。隠しカメラを使った小説家の監視、巡回バスのニッチなアナウンス原稿づくり、そして・・・。社会という宇宙で心震わすマニアックな仕事を巡りつつ自分の居場所を探す、共感と感動のお仕事小説。芸術選奨新人賞受賞。

裏表紙あらすじ引用

津村記久子先生は本当に初めましての作家さん。
タイトルと表紙のインパクトが強くて、一目見たときにほぼ購入が確定していました。
「隠しカメラを使った小説家の監視」って!!
どんなところに共感して、どんなところに感動する物語なのか楽しみです。

新潮文庫の100冊は以上の2作品。
お仕事小説・本屋大賞つながりで、町田そのこ著「コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―」も気になりました。
文庫Xで一時話題になっていた清水潔著「殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―」も対象本になっていましたね。(こちらは読了済)
とにかく、冊子をゲットできていないので、書店に立ち寄った時で探したいと思います。

ナツイチ

ナツイチは「よまにゃマグネットしおり」コンプリートするぞぉ~!という気持ちで書店へ向かいました。そのため、4冊購入。そのうち3冊は書店に行く前から何を買うか決めていたので、書店では残りの1冊を何にするか悩みながら選んできました。

本と鍵の季節 米澤穂信/著

堀川次郎、高校二年で図書委員。不人気な図書室で同じ委員会の松倉詩門と登板を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、本には縁がなさそうだったが、話してみると快活でよく笑い、ほどよく皮肉屋のいいやつだ。彼と付き合うようになってから、なぜかおかしなことに係ることが増えた。開かずの金庫、テスト問題の窃盗、亡くなった先輩が読んだ最後の本ーーー青春図書室ミステリー開幕!!

裏表紙あらすじ引用

この本は、単行本が出たときに雑誌「ダ・ヴィンチ」に記事が載っていて、その時から気になっていた一冊。(なぜその時買わなかったのかというのはこの際置いておきます)
舞台が図書室というだけでも気になりますが、「氷菓」の作者である米澤穂信先生の青春図書室ミステリーとなったら・・・私、気になります!
声優の小野賢章さんの朗読も、時間があったら聞いてみたいと思います。

パラ・スター <Side 百花> <Side宝良> 阿部暁子/著

車いすメーカーで働く百花の夢は、親友で車いすテニス選手の宝良のために最高の競技用車いすを作ること。高校2年の時、交通事故で脊髄損傷し、車いすでの生活を余儀なくされた宝良を救ったのは、百花が勧めた車いすテニスだった。宝良が日本代表チームに選出され華々しく活躍しているのに対して、新米エンジニアの自分に焦りを感じている百花は、はじめて顧客との面談を担当することになり・・・。

パラ・スター<Side百花>裏表紙あらすじ引用

TwitterかなにかのSNSでこの作品を見かけたときから気になっていた作品です。少し前までテニスを習っていたことがあり、「車いすテニス」が題材の作品ということで、ぜひ読んでみたいと思いました。東京パラリンピックも近づいているので、これを読んで車いすテニスをテレビ観戦したいです。

エンジェルフライト 国際霊柩送還士 佐々涼子/著

異境の地で亡くなった人は一体どうなるのかーーー。国境を越えて遺体を故国へ送り届ける仕事が存在する。どんな姿でもいいから一目だけでも最後に会いたいと願う遺族に寄り添い、一刻も早くきれいな遺体を送り届けたいと奔走する”国際霊柩送還士”。彼えらを追い、愛する人を亡くすことの悲しみや、死のあり方を真正面から見つめる異色の感動作。第10回開高健ノンフィクション賞受賞作。

裏表紙あらすじ引用

こちらの作品が最後に悩んで購入した1冊。命が題材の作品なので、重そうでどうしようかかなり悩みましたが、気になってしまったので購入を決意!ただ、命を題材にした作品を読むと若干気持ちを持ち直すのに時間がかかる性質なので、楽しい予定がある前に読みたいと思います。

ナツイチの購入本は以上4冊でした。
気になっていた本がたまたま2作品3冊大賞本になっていたので、購入するいいきっかけになりました。

以上が文庫フェア2021で購入した本11冊でした!

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